#24:自分にあった人間関係を構築する

メンタルヘルス対策研究所の高橋です。メンタルヘルス対策に関するあれこれを情報発信しています。皆さんの日ごろの社内の健康管理やメンタルヘルス対策、ストレス対策に参考にしてもらえると嬉しいです。

人間関係での悩みってつきないですよね。

皆さんの周りにはどんな人間関係があるでしょうか?

どんな人にも、親しく付き合いたい人、そこそこのつながりでいい人、どちらでもない人、できれば付き合いたくない人、絶対付き合いたくない人などいろいろな相手がいると思います。そのこと自体普通のことです。難しいのは相手の思いもあるということです。そこがかみ合わないと人間関係のトラブルになりかねません。自分は親しくつきあいたいとおもっていても、相手がそう思っていないと相手からすると迷惑なアプローチになってしまいます。逆もしかりで、相手は親しくしたいと思っていても、自分がいまいちということもあると思います。

まずは自分がどの人とどのような関係でいたいのかを自分で意識することが大事です。

関係を続けたくない人と無理に関係を続けようとするとメンタルヘルスに悪影響です。そういう場合は少し距離をとるようにしていきましょう。そこそこのつながり、必要なときのみの連絡というレベルにしていくことがいいでしょう。仕事の上での付き合いは避けて通れないものがあるかもしれませんが、丁寧に対応しながら、距離感を調整しましょう。

強引に物事を進めてきたがる相手の場合は、できることとできないことを明確にしたうえで、しっかりと自分の意志を伝えることが大切です。曖昧な態度を取ってしまうと、相手にとっては「受け入れてもらえた」と誤解されてしまうこともあります。断ることに罪悪感を持つ必要はありません。むしろ、無理に相手に合わせ続けることの方が、自分自身をすり減らしてしまいます。

また、人間関係において「心地よい距離感」を保つことは、自分の人生をより豊かに、穏やかにするための一つのスキルとも言えます。すべての人と深く関わる必要はありませんし、自分にとって心が安らげる関係を大切に育てることが何よりも重要です。

人間関係に悩んだときは、「自分がどうしたいか」「この関係は自分にとってプラスになっているか」という視点を持つことが大事です。そして、必要に応じて人との距離を調整する勇気を持つことが、よりよい人間関係を築く第一歩になるはずです。

無理に「いい人」でいようとせず、自分自身を守るための選択をしていいのです。あなたの時間も、気力も、感情も、大切に扱ってあげてくださいね。

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